想いから始まる開発ものがたり｜クレンジング編

「落ちる」にこだわった
水クレンジングのはなし

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  クレンジング リキッド ＜化粧落とし＞

製品の背景にフォーカスを当て、その開発ストーリーをご紹介するコラム。今回ご紹介するのは、美容誌のベストコスメにも選ばれ、ドゥーオーガニックの中でも特にリピーターの多いベストセラーアイテム「クレンジング リキッド ＜化粧落とし＞」です。オーガニック化粧品ではミルクやクリームクレンジングが多い中、ドゥーオーガニックが選んだのは、水をベースとしたリキッドタイプ。なぜ、ミルクではなくリキッドを選んだのでしょうか。そこには、女性の美しさを引き出したい、女性の肌に輝きを取り戻したい、という熱い想いから生まれたある理由がありました。

オーガニックでも落ちるクレンジングを作る決意

ドゥーオーガニックのブランドを立ち上げる少し前のこと、海外のスキンケア事情やトレンドを把握するために、ヨーロッパ視察に行ったことがありました。環境問題にも関心が深いヨーロッパですから、もちろん市場には「Bio」や「Eco」の文字やマークが付いたオーガニック製品が数多く並び、それを手にとっている女性もたくさん目にしました。中でもクレンジングは、そのほとんどがやさしい洗い上がりを売りにしたミルクやクリームクレンジング。その流れは、やがて日本のオーガニック化粧品市場にも訪れました。

しかし、当時のクレンジングの多くは洗浄力が弱く、日本女性のメイク事情に対応できているとは言えないものばかり。さらには、落ちすぎてしまうと肌に良くないという風潮から、落ちないクレンジングであることが〝良し〟とされ、メイク自体を落としやすいものに変えることが推奨されるようなところもありました。

そんな中で日本のオーガニックブランドとして、ドゥーオーガニックは、どんなクレンジングを作るべきなのか。そう考えた時、私たちを突き動かしたのは、一般の化粧品を使用する多くの女性たちに満足してもえるものでなければ、オーガニックはいつまでたっても広がっていかないのではないか、という想い。オーガニックではない他メーカーにも引けを取らない〝落ちるオーガニッククレンジング〟を作ろうじゃないかと奮起し、開発への第一歩を踏み出したのです。

クレンジング力を考慮して選んだ斬新な水ベース

オーガニックでありながら、ばっちりアイメイクやリップ、ウォータープルーフのマスカラも落ちるくらいクレンジング力が高く、それでいて肌への負担はできるだけ少ないものを作りたい。私たちは、無謀にも本気でそう考えていました。それは、ファッションに合わせてメイクを楽しむ女性たちの自由を大切にしたい、そしてきれいでいたいという彼女たちに我慢してほしくない、という想いからでした。

「使い心地」も「使い勝手」も叶えるものを

私たちは、クレンジング力に加え、使い心地にもこだわりました。水でありながら、オイルのような程よい粘度を持ち、肌を気持ちよく滑るような心地よさを持たせたかったのです。粘度は、高すぎるとメイクなじみが悪くクレンジング力は下がってしまい、低すぎるとすぐに流れて使いづらくなります。そこで、クレンジング成分を複数用いてバランスを調整し、皮膚の細かい溝にも無理なくスッと入ってよごれを浮かせ、皮膚の薄い目元も力を入れずに軽く撫でる程度でスルンと落ちる、程よい質感に整えました。

• 上段左からリキッドアイライナー、ペンシルアイライナー、アイブロウ
  下段左からアイシャドウ、口紅、ファンデーション
• 水ベースなのにとろりとしたテクスチャ

また、リキッドタイプであることで、ヌルつきがなくすっきりメイクを落とすことができるので、ダブル洗顔の必要がないものに仕上がったこと、そして保湿成分であるローズウォーターを配合することによって、つっぱることなくしっとりと心地よい洗い上がりを実現できたことも、妥協なく開発を続けたことで得ることができた大きな成果です。

水ベースにしたことで、まつげエクステをしている方でもお使いいただけますし、濡れた手でも使用できるため、お風呂でも使いやすいものになりました。

こうして、「水」というものに着目し、クレンジング力と使い心地にとことんこだわった結果、オーガニックに対して意識の高い女性たちに限らず、美しくありたいと願うあらゆる女性たちにも満足いただける〝落ちるオーガニッククレンジング〟が誕生しました。
お顔の肌を美しく輝かせるために大切なのは、メイクをしっかり落とすこと。肌はきちんとリセットしてはじめて、化粧水や美容液でのうるおいが行き届きます。「美へのはじまりは、1日の終わりにあり」かもしれません。